いただいた手紙とメールから
感想をお願いしたことはありません。それでも、据付が終わってしばらくしてから、手紙やメールが届くことがあります。褒めていただくこともあれば、不満を書いてくださることもあります。どちらも工房の壁に貼ってあります。以下は、掲載の許可をいただいたものです。
天板の高さを自分に合わせて決められたのが大きかったです。毎日立つ場所なので、体の負担が違います。実測の日に身長を測られて驚きましたが、あれが効いていたのだと今は分かります。
藤井 美咲 — 藤沢市見積りの内訳を説明してくれました。どこを削れば安くなるかも正直に言ってくれたので、かえって信頼できました。結局、削らずに頼みました。
大西 健吾 — 横浜市納期は少し遅れました。ただ、遅れる前に理由の説明があったし、仕上がりを見て納得しました。黙って進められるよりずっといいと思います。
中里 佳代 — 小田原市このあたりには古い家がたくさんあります。床が傾き、柱が歪んでいるのが普通です。既製品のキッチンを入れると、どこかに隙間が空く。その隙間を埋めるための部材まで売られています。私たちは埋めるのではなく、最初から歪みに合わせて作ります。そうしたお宅からの声です。
古い家で床が傾いているのに、扉が全部きれいに閉まります。測りに来られた日の丁寧さで、たぶん大丈夫だろうと思っていました。
榊原 徹食洗機の入れ替えだけ頼んだのに、周りの棚まで調整してくれました。追加の請求が来るかと身構えていたら、見積り通りでした。
村田 直子 — 平塚市アイランドの角を丸くしてほしいと伝えたら、実物大の型を持ってきて確認させてくれました。小さい子がいるので、あの一手間がありがたかったです。
白石 亮平 — 鎌倉市作った直後の感想より、何年か経ってからの感想のほうが正直だと思っています。引き出しは緩むもの、扉は落ちるもの、天板は染みるもの。それでも緩まず、落ちず、染みていないなら、仕事はうまくいったということです。壊れたというご連絡も、私たちには同じくらい大事な情報です。
しばらく使っていますが、引き出しが一度も緩んでいません。それだけで書く価値があると思って書きました。
江口 悦子 — 三島市不満をいただいた例も書いておきます。搬入の日に養生が足りず、廊下の壁に傷をつけたことがありました。補修の費用はこちらで持ちましたが、引っ越したばかりのお宅だったので、申し訳が立ちませんでした。それ以来、養生材は多めに積んで現場へ行きます。手紙をくださった方には、今も点検のご連絡を入れています。